13年後の再会

2004年3月20日
プロ野球オープン戦巨人対日本ハム。
チケットを貰ったので札幌ドームまで行く。

ドームも新庄も見たかったし、
野球観戦しながらビールを飲むのが夢だったのです。

ドームの中、すごく綺麗です。
芝の緑が美しかった。

練習中の新庄はスタイル抜群。
他の選手と比べたら可哀相よ。
足の長さが違うもの。おしりの位置が高いんだ。
愛想もよくってさすが人気選手。
この日はすぐ交代しちゃったけど。

ビールを飲みながらレフト側で応援。
ホームランもがんがん飛んでくるし、
日ハムは優勢だし、楽しかったー。

今日の主役(私の中の)は、レフトの上田。
私は昔から高校野球ファンで、よく試合を見ていたのだけど、
私の中学生時代のヒーローが、
松商学園のエースだった上田佳範選手なのです。

格好よくってね、人気もあってすごいピッチャーだった。
彼の学校が勝ち進むたびに、きゃあきゃあ言いながら応援してた。

ドラフト1位で日ハムに入団したんだけど、
ピッチャーから外野手に転向してからはあまり活躍の噂も聞かず・・・。
私、プロ野球は好きじゃないし、
日ハムの試合中継なんて滅多に放送しないから、
私の中では自然に過去の人になってしまっていた。

でもこの日、途中出場してのタイムリーヒットや、
守備に着くときに応援団の声援に右手を軽く挙げて応える姿を見て、
春の選抜のサヨナラデッドボールとか不意に思い出してしまって、
胸が熱くなりました。

彼は高校野球児ではなくもう31歳で、
私も中学生のファンではなく27歳になったけど。

この日の邂逅は遠い日の記憶を呼び覚ましてくれた。
ドームに行ってよかった。
ホームランより勝ち試合より、上田選手に会えてよかった。

コメント